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●外部機関による研究報告書
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Measuring Circuit for The Testing of Deaerators
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脱気装置試験用回路
■結論

結論として、スピロベントによって最も小さな気泡までもが数分以内に除去されることが分かった。

この脱気装置の運転において、このことが最も重要であると思われる。ボイラー内の温度の上昇によって溶液中に溶存している空気の一部が流体から分離して、マイクロバブルの形で流体とともに運ばれる。

この脱気装置によるマイクロバブルの除去の観測は今回が初めてであったが、この効果が非常に大きいことが分かった。なぜなら低温域において水中の空気の密度が飽和状態になっていなかったため、水が直接空気に触れたときに空気の一部が低温の水の中に溶け込んでいたからであり、この水中に溶け込んだ空気はボイラー部で再び溶液から解き放たれるので、この脱気装置で除去できるからである。

このようにして、循環回路中の低温部に残存する気泡も除去されます。

この脱気装置が従来のエア・セパレーターに比べてはるかに優れていることは明白である。

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Micro-bubble Deaerator Test Results
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マイクロバブル脱気装置の試験結
■結論

実施された試験によって次のような結論が導かれる:

・ 調査の対象となったシステムの空気量は、試験前と比較して4〜6時間の間に半減する。

・ 循環の外に存在する気泡は、時間とともに吸収されることによって消滅する。

・ 設置場所の水温を見るかぎり、測定を継続すると空気量は最終的には4‰(溶存酸素量:0.8‰)程度まで減少する。

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Lowering of cavitation in a circulation pump through the application of the Spirovent micro-bubble deaerator
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スピロベント・マイクロバブル脱気装置の適用による循環ポンプ内のキャビテーションの低減
■結論

この記録を取った際、スピロベント・マイクロバブル脱気装置が循環回路内の浮遊気泡を除去することが証明された。もし、スピロベントがなければ、空気はその循環回路内に残る、すなわち、空気は未飽和の水では溶解した状態で存在し、過飽和になった場合に気泡という形態となる。

この記録の全てが示しているのは、未飽和の水の循環回路内で圧力降下が起こった後に、ポンプのハウジング内の振動の力が最初に上昇し、ある一定の時間が経過した後に再び減少する、ということである。ポンプのハウジング内の振動によって発生した気泡は循環回路内のスピロベントによって除去される。

スピロベントの使用による気泡の除去は、高い温度と低流量のときに最も早く達成される。循環回路内に8リットルの空気がある場合、気泡を除去するのに低い温度(20℃)では約20,000秒かかるが、高い温度(80℃)では、約200秒で気泡を除去できる。

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