流量制御 fc_navi_b
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フローコン・自動流量制御カートリッジ
どのような状態のフローも調整する柔軟性を持った自動で、かつ動的な自動定流量弁。

flowcon_k_flowgraph flowcon_k_01 フローコンK型自動定流量弁は、特定流量のカートリッジを使用しております。その作動差圧範囲に満たないときは固定オリフィスとして働きます(設計流量に達するまでは、同じサーキットの制御弁のオーソリティにおいて運営されます)。
flowcon_k_02 ひとたび作動差圧範囲に入りますと、指定流量が供給されるポイントになるまでカートリッジのオリフィスの開放部分が自動的に調節されます(差圧が高まるに従ってオリフィスの開放部分が閉まり、低下するに従ってオリフィスの開放部分が開きます)。
flowcon_k_03 作動差圧範囲を越えるとバルブは再び固定オリフィス装置となります。これは実際に全ての開放部が閉まることをカートリッジのキャップ上部のポートが防止し、システム内の流量不足になる部分がないように、また締切運転を確実に防止いたします。

 FlowCon K 型
 フローコンK型自動定流量弁は、水システム内で圧力変動の影響を受けることなく指定流量を保持する自動で、かつ、動的な自動定流量弁です。消費時間とコストのかさむ手動調整に変わりフローコンKが適応した流量を選び調整いたします。その適用が空調、暖房であろうと、ターミナルユニットあるいは枝管であろうと、また、定流量ポンプでも変流量ポンプでも、フローコンKは柔軟性に富み、設定流量に対して誤差±5%に抑え広い作動範囲でバランスよく供給いたします。
 今日のビルの水システムは、負荷変動に応じて作動するバルブやポンプが、システム各所で圧力変動を交互に引き起こすために常に動的な状態におかれております。このフローコンKのような圧力の補正をするバランシング・バルブがないサーキットは、エネルギーの無駄と、システム効率低下の原因となる設計流量の不足状態や、設計流量の超過状態などになります。フローコンKは、システムの一定流量の維持と、変流量システムの最大流量の限定のいずれに使用してもこれらの問題を経済的に解決します。
 フローコンKは、今日の圧力変動の多いシステムに対応するために、柔軟に設計されています。たとえば、流量をコントロールするカートリッジの取付部はボディ本体に対して35°の角度をとっております。これは将来的に流量変更があった場合、カートリッジの交換で対応するとき、その取外しや差し込みが配管に取り付けたまま容易にできるように配慮されているためです(この特色によって、ターミナルユニットの流量変更の要求やシステムの始動前のフラッシングが必要なシステムには理想的なバルブになっております)。
 フローコンKは、一般的な空調用の密閉配管の場合には、1.2 L/minから83.27 L/minまで64種類の流量を選ぶことが出来ます。また、それぞれのカートリッジには現場での混乱をなくすためにカートリッジ番号を刻印しております。さらに、それぞれのカートリッジを識別できるようにバルブ本体の外側に表示することも出来ます。
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